COURSE
不登校サポートコース
学校へ戻すことだけを目的にせず、学びと将来の選択肢を守る。

不登校や登校しづらさを経験している生徒様にとって、必要なのは、単に学校の遅れを急いで取り戻す授業ではありません。
長い間学校の授業を受けていない場合でも、自学自習によって理解できている内容はあります。一方で、
- どこまで理解できているか客観的に分からない
- 分からないところを質問できる相手がいない
- 学習時間を自分だけで管理するのが難しい
- 繰り返し練習する習慣が少ない
- 集団の中では質問しにくい
- 勉強への自信を失っている
といった課題が生じることがあります。
不登校サポートコースでは、学校復帰だけを唯一のゴールにせず、現在の生活状況を尊重しながら、学習を再開・継続できる環境をつくります。
なぜ独立したコースにするのか
不登校経験のある生徒様の場合、同じ学年の標準進度に無理に合わせると、「また分からなかった」という経験を増やしてしまう可能性があります。
必要なのは、学年相当の内容を一方的に進めることではなく、
- どこまで分かっているかを確認する
- 必要なところまで戻る
- 一度に扱う内容を絞る
- 小さな成功体験を積む
- 本人に合う通塾ペースを整える
- 学習を将来の進路へつなげる
ことです。
そのため、教科指導に加えて、通塾・学習計画・自習・家庭学習・保護者様への共有まで含めた支援を行うコースとして分けています。
なお、スマイルスタディは医療・心理専門機関ではありません。心身の治療や診断を行うのではなく、学習塾としてできる学習面・進路面・環境面の支援を丁寧に行います。
実際の授業内容
現在地から始める学び直し
最初に、学年だけで教材を決めることはしません。
簡単な問題や既習単元から確認し、
- 覚えている内容
- 解説があれば理解できる内容
- 一人では難しい内容
- 反復が必要な内容
を整理します。
例えば、長い期間を自学自習で過ごしてきた生徒様には、難度の高い網羅系教材をそのまま進めず、段階的な基礎教材へ切り替えることがあります。数学であれば三平方の定理から三角比へと順を追って進み、「なぜそうなるのか」「どのように使うのか」を明示的に説明しながら、スピードより確実な理解を優先します。
学習の方法そのものを教える
自学自習の期間が長い生徒様の場合、知識はあっても、
- 途中式の書き方
- ノートの使い方
- 問題の解き直し方
- 復習するタイミング
- 宿題の量と進め方
- 分からない問題の質問方法
などを学ぶ機会が少ないことがあります。
そのため、問題の解説だけでなく、学習の進め方そのものを具体的に伝えます。
宿題は、量を多く出すのではなく、授業で扱った例題と同じレベルの類題を少量ずつ設定し、次回の授業で定着を確認します。
自信と学習環境の回復
授業では「今日はここまでできた」という変化を毎回確認します。
質問を急かさず、手が止まったときには、
- 「ここまでは分かりましたか」
- 「どの部分から難しくなりましたか」
- 「まず一緒に一問やってみましょう」
といった声かけを行います。
通塾の曜日や回数も、ご本人の状態や生活リズムに合わせて、保護者様とご相談しながら決めていきます。
進路を見据えた支援
通信制高校、専門学校、大学進学、資格取得など、将来の選択肢は一つではありません。
高校・大学受験を目指す場合も、これまでの学習歴だけで可能性を決めつけず、現在の理解度と残り時間から現実的な計画を作ります。
80分授業の一例
- 1体調・気持ち・学習状況の確認10分
- 2前回内容を無理のない問題で確認10分
- 3必要な内容まで戻った個別解説20分
- 4講師と一緒に例題演習15分
- 5同じ型の問題を自力で演習15分
- 6できたことの確認・次回の見通し共有10分
その日の状態によって、問題量や休憩の取り方は柔軟に調整します。
高校3年生からは、高校・大学受験コースの高校3年生・大学受験講座に移行します。
ここでご紹介しているのは、講座の基本的な考え方です。実際の授業内容は、面談で目標や現在地、学校生活の様子を伺ったうえで、一人ひとりに合わせて決めていきます。
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